ブラック施設の被害に遭わないために

介護業界は医療業界に似ており景気の影響を受けにくい業界です。超高齢化社会になりつつある現代では今後介護業界は活躍することのできる業界なのではないでしょうか。しかし介護施設にはブラック施設と呼ばれる施設も少なくありません。表向きには働きやすい、女性もたくさん活躍中などと謳い、実際には過酷な仕事を課せられることもあります。このようなブラック施設に入職してしまわないためにはどのようなことに気をつけて施設を探せば良いでしょうか?

まずブラック施設を見極める際には施設見学や面接時に施設の様子をしっかり観察することが大切です。見学の際にはナースステーションを訪れることも多いと思います。看護師や介護士の顔色が疲れていないか、会話している内容に違和感がないかを観察してみましょう。ブラック施設は無理なスケジュールを少人数でこなしているためにバタバタしていて挨拶しても施設スタッフからろくに挨拶がなかったり、大声で誰かを探し回っていることがそこら中で見られるのであれば要注意です。他にも患者さんに手が行き届かないためにケアが充分に行えていないのがブラック施設の特徴です。身の回りが散らかっていたり臭いのする患者さん、口周りが汚い、服の汚れている患者さんが多い場合にはブラック施設の可能性があります。

介護は現代に無くてはならない重要な仕事です。そこで働く人も大事にされなければなりません。長く快適に働くためにもブラック施設で心を病んでしまわないようしっかりと見極めることが大切です。